おはようございます♪イルジリオMANAです
先日、各SNSで『大人女子のネイル&お稽古サロンイルジリオ』をご紹介しました。
たくさんの方が見に来てくれたみたいで嬉しいです!
今後こちらでは、なるほどな~をいっぱい更新していくつもりです
毎週金曜日に発信できればいいなと思っていますのでお楽しみに♪
それではどうぞ♪
無水エタノールと消毒用エタノールっていったい何が違うの?
消毒液・除菌液って色々種類あるけど、何が違いますのん?っていうお話
そもそも何の除菌が目的かで、選ぶ消毒剤はもちろん変わってきます。
だから、むやみやたらに除菌剤を買っても、目的に合っていないと意味がないので
ちゃんとどれがどう有効かを知っておくと無駄なく選べるというわけです
植物系等も含め色々種類はありますが
除菌や状毒って、目に見えるものが相手ではないので、良いと実証されているものを正しく使う事が大切だなと思っています
有名なものでいうと
無水エタノール・消毒用エタノール・次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸水などですかね?
その中で今回はエタノールについて
ネイリストのお勉強で得た知識の範囲でですが、ちょっとお話しようと思います
無水エタノールと消毒用エタノールの違いは?
エタノールとは、エチルアルコールと呼ばれるアルコールのことです
無水エタノールと消毒用エタノールの2つの違いを簡単にいうと、濃度の違いがあります
簡単にそれぞれの特徴をご紹介します
無水エタノール
濃度:99.5vol%(ぼりゅーむぱーせんと)
水分をほぼ含まない純度の高いエタノールです
洗浄力も高く、すぐに揮発するので、水で拭くことができないもののお掃除にもOK
ただし、脱脂力抜群なので手荒れ注意ですね!!
私は、先日無水エタノールを容器に移すときに手について、一瞬でカッサカサ感を肌で感じましたw
悪いものではないですが、手荒れの原因になるので注意ですね
そしてすぐに揮発するくらいに濃度が高いので、消毒には向かないのです
消毒用エタノール
濃度:76.9~81.4vol%
アルコール濃度が無水エタノールより低いので揮発はゆっくりしていきます
名のとおり消毒に適したアルコールです。
インフルエンザウィルスなどの消毒に効果を発揮し、コロナウィルスにも効果ありと発表されておりますね
ネイルでも消毒用エタノールは必需品で!手指消毒や器具の消毒、テーブルやトレイなどの消毒等々にフル活用していますよ!
無水エタノールでは消毒できない??
では、無水エタノールでは消毒はできないのか?となりますが
そのまま使うのではなく、無水エタノールを使って消毒はできるのです
無水エタノールを消毒用エタノールに変身!
99.5vol%の濃度から消毒効果のある76.9~81.4vol%
に薄めればOKという事になります
薄めるには、精製水を使用します。
精製水といえば…ハードコンタクトのお手入れに使うお水ですね!
不純物がほとんどない純度の高いお水で、これを使用して作ります
作り方は簡単!
無水エタノール4:精製水1
4:1にすると80%の濃度のエタノールができます。
消毒効果のあるエタノールは76.9~81.4vol%ですので、80%前後にするとOK
ビーカーがなくても簡単!同じ容器で4:1にすればよいだけです!
私は、ステンレスの軽量スプーンの新品を持っていて(キャンドルで使わないサイズ)
それを使って4杯!1杯!と計っていますよ!
消毒用エタノールはどうやって使うの?
一番便利な方法はスプレー容器にいれて使うのが便利です
お店の入り口に設置されているものもスプレー式のものが多いですね!
アルコールに対応したスプレーボトルでシュシュっと噴射!
手指の場合はシュシュっとしたらすりこむ感じですね
ただし、汚れた手を消毒しても微妙なので、手洗いした後に使用するのがいいと思います
消毒用エタノールって何種類かあるの??
『消毒用エタノノール』がほしいのに
『消毒用エタノールIP』『消毒用エタノールMIX』てなに?一緒??
IPやMIXは、添加物としてイソプロパノールが配合されている消毒用エタノールです
イソプロパノールとは…
エタノールと似た消毒効果がありますが、一部ウィルスへの効果はエタノールよりは劣ります
エタノールよりも脱脂効果があるので、同じように手指消毒をした際、バシバシに乾燥を感じると思います
このイソプロパノールが少し配合される消毒用エタノールIPや消毒用エタノールMIXは、酒税が免除されているため少しお値段が安いのです
消毒用エタノールはマスト!
1本持っていると多種多様に使えるので
76.9~81.4vol%の範囲内のアルコールを持っていくととても便利ですよ!